犬を多頭飼いすると、強い犬が先頭を歩き、弱い犬が後ろを歩く
2頭飼いでも、身体が大きな犬が身体が小さな犬をフォローする。
年齢では、年功序列は犬が成犬になると、お互いの至らぬところを
互いにフォローしあう。
若く体力がある犬は、敵が現れたときに前に立ち、
老いた犬は、若い犬に知恵を貸す。
幼い犬は、明るく愛嬌をふりまき、
成犬は、幼い犬を守り、生き方を教える。
雑種を2頭飼いしていた時は、泳ぎを覚えた犬が、泳げない犬に泳ぎを教えた。
前から豚が来た時に、身体が小さな犬を後ろに隠し、大きな体の犬が前に出た。
(体が大きな犬もたいして大きくないのに、涙ぐましい犬のチームワーク)
3頭以上では、力が弱い犬をいじめる行為が起こることもある。
多頭飼いしていた北海道犬をもらったことがあったが、
とても頭が良く心優しいオス犬だった。しかし生家では、
他の犬にいじめられていたので、飼い主がしかたなくもらい受ける人を
新聞広告で募集したのである。
確かに賢すぎて犬らしくない犬だった。
人間の心はもちろん、他の動物の心もわかりすぎるような行動があり、
部屋では勉強机の下にいてじっとしていた。
散歩は森林公園まで行き、楽しかった。
人間もみんながみんなぽっくり死ぬわけではない。
老化、病気、ケガ……犬の最期も人間並みにいろいろと大変です
でも、この世に生まれてきてよかったと思えるような最期を提供するのが、
飼い主の務めです。義務、義務、愛情
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