犬を数匹の群れにしてみると、犬同士の喧嘩にほかの犬が
仲裁に入るとか、応援することがある。
家の中でも夫婦ケンカをしていると、強く声を発しているほうに、
「まあまあ抑えて抑えて」と言っているような行動をする。
前足でトンっと怒っている飼い主を宥めるとか、
優しく慰めるように手を舐めるとか、
強いほうに向かって犬は「怒るなよ」
と言うことが多い。
多頭飼いのお宅では、偶数ならちょうど同じ頭数にわかれ、
互いの飼い主の興奮を収めようとする。
「夫婦喧嘩は犬も食わない」というのは、
「夫婦喧嘩の仲裁に犬」
が本当。
仲間の犬が敵に立ち向かっているときに、
さらに体が、大きい犬が味方することもある。
犬同士がケンカをするときは、1対1である場合が多い。
どっちが強いかわからない相手と力比べをするのが目的で、
獲物の取り合いをすることは無いのが飼い犬。
犬にとっての敵は、たまたま出会った犬、不審者
飼い主が散歩の途中で下半身を出した男に絡まれたことがあったが、
犬は勇敢に股間のモノに顔を背け、立ちはだかった。
飼い主がピンチの時に助けてくれる犬というのは、
飼い主にとっても心強い味方である。
もちろん、犬がピンチの時に素早く助けるのが飼い主である。
外国人が相手でも勇敢にクレームが言えるとか、
本に書けなかった想い出はいくつもある。
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