ペットを飼いたいとお考えの時、猫にしようか犬にしようかから悩みますか。それともラッコやカワウソなどから悩みますか。今日は、犬の育て方で3大難しいと言われる世話のひとつ、「爪切り」についての情報です。
犬の爪切りにはいくつか種類があります。形が全然違うので、飼い主や犬にあった使いやすいものをお選びいただけます。
【犬用の爪切りいろいろ】
1.穴に爪をはめて切る爪切り
この穴の大きさは、犬種によって違います。小型犬用と大型犬用があります。うっかり大型犬を飼っているのに小型犬用を買ってしまうことが無いよう気をつけましょう。
2.電動で爪を切る爪切り(トリマー用)
トリマーさんが使用する電動の爪切りですが、お値段は1の爪切りよりもお買い得です。わざわざトリマーさんが使っていると書いたのは、シロウトには使いこなせないというニュアンスが込められています。
3.ペンチ型爪切り
昔ながらの爪切りです。爪を挟んで切るということが難しいので、犬の世話3大難しいのひとつになっています。
【伝説?無謀?確実!犬の爪切りのコツいろいろ】
犬の爪は、自然任せにしていると伸びきったところで勝手に抜けます。抜けた爪はその辺に脱皮した抜け殻のように転がり、犬の爪は程よい長さになっています。しかし、抜け落ちるまで見るに見かねるのが飼い主という生き物です。地面に着いた足は指が割れ、痛そうに歩く犬もいます。では、犬が気持ちよく爪切りさせてくれるワザをご紹介しましょう。
●湿らせて爪を柔らかにしてから切る
(注*人間と違い、じっとしていないのですでに難しいミッションです)
●寝ている間に切る
(昼の散歩で疲れさせ、満腹にして眠らせるというのは簡単です)
●子犬の頃から慣れさせる
(すでに成犬になってから慣れさせるにはペットショップに通い慣れさせます)
●暴れて逃げ回る犬を大人しくさせて切る
(パブロフの犬作戦で爪を切ったら美味しいご褒美を与えることで慣れさせます)
など、四苦八苦、あの手この手で挑みますが、犬の爪切りは犬との信頼関係が必要です。トリマーさんの場合は、噛まれないように犬にマウスピースをし、エリザベスカラーまで巻いてからことに挑む姿が見受けられます。さすがの猛犬でもマウスピースとエリザベスカラーでおとなしく足を差し出します。
トリマーさんや獣医さんが、犬を高い台の上に置き、仕事をしているのは、自分の目の高さに犬を置いて仕事をしやすい環境にしていると言うほかに、犬がカンネンする効果もあります。あの台の上では大人しいというワンちゃんも多いでしょう。
【犬の爪はどこまで切ればいいですか】
犬の爪も人間のように白い部分とピンクの部分に分かれています。自然に抜け落ちた爪を見ると数mmほど残っている状態で充分のようです。しかし、人間の手で切る場合は、少々長く残っても大丈夫です。こまめに切ることで、犬が爪切りに慣れることのほうが大事です。
【犬の躾けと芸の必要性】
人間は、食事をするときに芸などしないので犬には芸を教えないという飼い主もいますが、スキンシップや命令を聞くという意味で、犬に芸を教えることは良いことです。子犬の頃からオテのついでに爪切りをしていると、犬は「遊んでもらっている」という楽しい気持ちで爪切りに慣れるでしょう。
【オテの躾け方】
おりこうさんの犬は、飼い主が手を差し出しただけでオテを覚えます。そうでない犬は、おやつを持ち、「どっちに入ってる?」という遊びをして覚えさせます。
1.鼻でどちらに入っているか匂いを嗅ぎます。手をかけて教えるようになるまで繰り返します。
2.反応が薄い犬には、お肉です。当たった時に握手しながら誉めます。
「よし、当たった、当たったね」←ここで握手をします。
この行為で、前足を挙げるようになります。
3.「どっちに入ってる?」という遊びから、「オテ」に変えるには、おやつを見せながら、「オテ」と手を差し出すと、最初は「鼻」でも、だんだん「オテ」をするようになります。もしこの方法でもお手を覚えない犬は、オスワリの流れから教えましょう。
4.「オスワリ」を教えるには、「オスワリ」と言いながら犬の腰を押します。繰り返すとオスワリをするようになります。座ると歩き出すために前足を持ち上げますので、オスワリでしばらく我慢させ、前足を挙げるたびに「オテ」と言って持ち上げた前足を握り、握手します。何度も繰り返すと犬は、「オテなんだな」と、覚えます。
さあ、目的は「オテ」ではありません。爪切りです。
「オテ」を完ぺきに覚えた頃、爪切りを始めましょう。
【爪を切りすぎて血が出た、どうしよう】
可愛がっている犬から血が出ると慌ててしまいますが、ほとんどの犬は爪の切りすぎで血が出ても平気です。しかし、最近の小型犬などはバイ菌に弱い犬種もいますので、飼っている犬種によっては病院に行ったほうがいい場合もあります。
【切った爪を食べた、どうしよう】
犬は、人間の爪なども食べます。食べるからと言って無理に食べさせるのは不衛生と感じる人もいるので公の場で行うのは控えましょう。犬は自分の歯や爪や毛なども食べてしまうことがあります。子犬の頃は虫下しを飲ませ、胃をケアします。
今日は、犬の3大難しい世話のひとつ、「爪切り」を解決しました。この他、「目薬」「耳薬」というお世話があります。犬を飼うまで気が付かなかったお世話の数々、また機会があったら、解決していきたいと思います。
では、『ラッコ』の育て方に移りましょう。
ラッコは、海の生き物です。プライベートビーチを持っている人やラッコがいる場所まで船で通える人が飼う生き物です。ラッコの餌付けは簡単です。ラッコ1頭に5kg~15kgのウニ、カニ、アワビ、ホタテなどが必要です。ホヤやカキを食べるのか現在調査中です。
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